3月3連休の2日間を利用して6年生で最後の遠征でした!
ニチレクさん主催、滋賀県高島市で26チームが参加する大会に8人で挑みました。
レッドスターで戦う最後の大会。またこれが最後のみんなでのサッカー。
それでは初日からじっくりリポートしたいと思います!
初日、まさかのアクシデントで初戦を迎えました(笑)
「これでいいゲームできなかったらお父さんお母さんが落ち込む可能性あるから、送ってもらっといて落ち込ませるなんてことはあったらあかんから何としてもこのゲームは良いゲームしろよ!!」
とみんなで気合を入れて初戦に挑みました!とっても丁寧でテクニカルな相手でしたが2-0で勝利!
そして2戦目!
非常に苦戦しましたが、ラスト1プレーで追いつく!こういう粘り強さがこの1年で本当に育ちました。選手たちの中にも「最後まであきらめなかったらいいことがある!」という成功体験がしっかり根付いていると思います。
3戦目。2日目の上位トーナメントに進出するためには得失点が重要になる。この試合は勝利はもちろん、得点数も意識しないといけない。
そんなことをミーティングで話しながら、「けど、そこに意識が行き過ぎると大体自滅する!はやる気持ちを抑えて、いつも通りでやるつもりでいいからな」とみんなで確認したのですが・・・気持ちがはやるはやる・・・巧くいかずにみんなイライラ・・・俺も・・・(笑)
また、相手は上手くオフサイドを取りに来て、それにがっつりかかってしまう。2試合目も相手のボランチを巧く攻略できずに苦しんだのですが、こうした適応力、相手を分析し、それに対応する力をずっと課題にし磨いてきたのですが、今後も継続して磨いていかなければなりませんね!
3戦目は2-0と勝利はしたものの、目指した大量得点とはいかず。
しかし、他チーム同士の結果により2勝1分けで予選グループは首位通過となりました。
そして宿舎に移動。
晩御飯は予想外のすき焼きでした。
「俺すき焼きなんか年末しか食べへんわ・・・」と驚いていた選手もいました。名前は伏せておきます。
食後、ミーティングをすましてからの恒例の怖い話。ミーティング中もみんなの心が肝試しに傾いているのをヒシヒシと感じました。
選手たちはよっぽど肝試しが楽しみだったらしく、遠征の前日から「コーチ、肝試しは本当にあるんですか?」
初日も度々「コーチ、肝試しは本当にあるんですか?」
池内君は初戦の試合開始直前に「コーチ、肝試しは本当にあるんですか?」と聞いてくるくらいでした。
まずはいつも通り怖い話。
その後、みんなで外に出て2人組に分かれて暗い夜道をぐるっと一周でもさせようと思ってましたが、「2人は無理」というので、
みんなで散歩をしました(肝試しというよりウォーキング)。
そして就寝。みんな体力がまだ余っているのか、賑やかでした。
さすがにそろそろ寝ないと、と注意をしに行くと「コーチ、今コイバナしてました!」最後のみんなとの夜を満喫してました。
2日目の朝ごはんもモリモリ食べ、朝の準備も非常にスムーズでした。
振り返ってみると昨日の洗濯、寝るの準備、朝の荷物の整理や部屋の片づけなど、自分たちでしっかり行えていました。
田舎の民宿ということでトイレが離れていたり、虫がいたりしましたが、みんな気にも留めてなかったと思います。
ご飯の食べる量も増えたし、タフになりました。
決勝トーナメント初戦。
勝てば緊張感のある試合があと2試合出来る、負ければフレンドリーを1試合やって終わり。
試合開始から相手にボールを持たれ、我慢の展開が長かったですが、集中を切らすことなく戦えていました。
粘り強く守り、その中でもチャンスは何度か作り、追いつき、逆転したのですが・・・本当にあと少し、というところでした。
2-3の悔しい敗戦。非常に悔しい、の一言です。
が、これが実力と受け入れるしかありません。この悔しさを次のステージへの原動力としてほしい。
その後、フレンドリーマッチではいっぱいゴールも決めることが出来、最後の試合を勝利で終われました。
レッドスターとして最後の遠征、最後の試合。
みんなこの2日間をとっても仲良く、楽しんでいたように見えました。
このブログ更新もこれが最後。卒団式の後に更新する自信がないので、少しだけこの一年を振り返りたいと思います。
と言っても、ここ最近遠征が続きましたし、祝勝会もあったりで選手にはいっぱい話をする機会があったので、特に
書くこともありませんが・・・
コーチは毎年、この時期になると寂しさが募るものですが、今年は正直そこまでではありません。(笑)
というのも本当に今年は「やり切った感」が強い。多分ですが選手たちも満足感、達成感があるんじゃないかな。
みんな本当によく頑張った。今年は幸運にも結果もついてきた。
「もうちょっとみんなとサッカーしたいな」よりは「早く次のステージで大暴れして来い!」という気持ちです。
1年間、本当に楽しかったです。毎週末が楽しみでした。みんなのお陰でいい思いもできたし、勉強になることもいっぱいあったし、充実した1年を過ごせました。
これからのみんなの活躍を心より祈っているし、ずっと応援しています。またみんなでサッカーしようね。
保護者の皆様。
卒団式の時にきちっと・・・と思っていたのですが、よく考えるとその時間があるのか・・・あることを祈ってますが、この場で少しだけ感謝の気持ちをお伝えさせていただきたいと思います。
この1年間、本当に多大なサポート、ありがとうございました。
今年の6年生は選手・保護者の方々共にとっても仲が良くて、がっちり1枚岩になっている感じでした。
きっとこちらが想像している以上にいっぱいの負担をかけてしまっていたことと思います。
が、それを全く見せず、選手、そしてこちらが全力でサッカーに集中できる環境を作っていただけたこと、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。保護者の皆様のサポートのお陰で、選手たちは思いっきりサッカーを楽しみ、大きく成長することが出来ました。
また私自身、これほどやり切ったと思える1年間はなかったと思えるほど、充実した達成感の強い1年間を過ごさせていただきました。
本当に1年間、ありがとうございました。
残すは卒団式。
みんなで今までを振り返り、絆を確認し、そして次への決意を確認できるような、良い式にみんなでしましょうね!!
それじゃまた~イソベっちでした。